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彼らは、長年の経験で培われた学習法があるので迷うことはありません。 それに対して、結果を出す経験に乏しい人は、焦りから不安が生じます。 まず、大切なのはこれは心理的なものだと認識することです。 心理的な不安なので、人は何とか解消しようとします。 その解消のため、他の教材に手を出すようになります。 これは人間の本能からくるものなので、防ぐことはできません。 防ぐことができないので、それを受け止めることから始まります。 手を出す教材にもいろいろあります。 たとえば、模試本ならまだ良いです。 模試本は過去問ベースの知識で編集しているので、多少は弱点の克服になります。 もちろん、できない問題は必ずできるようにトレーニングすることが大切です。 模試本の問題がそのまま本試験の問題に出ることは皆無に近いです。 ただ、知識の補充はしているので、問題を解く知識に厚みが出ます。 それは本試験でも役立つことでしょう。 しかし、他資格の教材に手を出すようになると危険信号です。 特に司法試験や司法書士試験の教材を見るのは、おススメできません。 その教材をマスターするにはかなりの時間がかかります。 しかも、数回読んだ程度ではほとんどの知識はすぐに忘れます。 忘れないようにするには、多くの反復作業が必要です。 この作業をすると、あっという間に本試験当日になります。 これが、他資格の学びを通じて結果を出した人は、こう考えます。 彼らは直前に多くの物事を覚えるのは、不可能と経験から知っています。 そこで、不安が出てきた時は次のようなことをします。 冷静になるために、ここで過去問分析をします。 そして、出る確率の高い問題の知識をおさえる作業に戻ります。 後は、基本的な問題を解いて、弱点を見つけて、それを優先して潰していきます。 行政書士試験の得点の仕方は、積み上げ方式です。 多くの予備校の講師が「行政法は8割正解するように。民法は半分できれば良い」と指導するのは、それが合格するのに効率的なやり方だからです。 また、本試験で重要なのは、多くの受験者が解ける問題を落とさないことです。 確かに、応用問題が出ることも普通にあります。 ただ、基本知識が身についていれば、その問題は合否に影響しないと気づきます。 だから、定番のテキストと問題集を使うことで、得点は伸びてくるのです。 誰もが得点できる問題を落とさないためには、定番のもので学ぶのが一番です。 このように難しいものに手を出すより、基本的な問題で失点しないことが大切です。 難しいことを学ぶのは直前期にやる作業ではありません。 そうではなく、確実に得点できる知識を増やすことが、合格へ至る道となります。 直前になってから迷った時は、最初に自分で選んだ教材に戻って学ぶべきです。 こういう不安が出た時こそ、自分の選択を信じてやることが求められます。
by clam_my_lover_mx
| 2017-09-14 00:08
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